020 電脳機械車

  【チェックナイト】

カ:ついた…【チェックナイト】…

ク:前きた時とは随分と雰囲気が違うな…

キ:侵略されてるからね。

ピ:ピ…なんか怖い…

カ:よし!慎重に行こう!

   ビーッビーッ

ク:なんだ!?

キ:この音は警報機だ!

警報機:侵入者発見!侵入者発見!排除シマス!

   ブオオオオオオオオオン

ピ:ピ?今度は何の音?

ク:車のような音だな…

カ:ようなじゃないよ…車…〔ウィリー〕!?

?:俺はウィリーじゃねぇぜ。

ク:何!?いつの間に後ろに!?

ポリゴンウィリー:そこまで驚くなっての。俺は[電脳機械車]〔ポリゴンウィリー〕。【チェックナイト】に侵入した敵を排除するために創られた。

キ:ポリゴンウィリー?

ポリゴンウィリー:へへっ…さっさと排除してやるぜ!『電撃爆走!!』

   バリバリバリバリブオオオオオオオオオオン

ピ:電撃を纏って突進してくるよ!

ク:ピッチ!キービィを頼む!

ピ:ピ!

   パシッパシッ

   クーとピッチはカービィとキービィを掴んで飛び上がった。

ポリゴンウィリー:へっ…侵入者を排除するために創られたのは俺だけじゃねぇぜ…

ク:何!?

   キーーーーーーーーーン

キ:何か飛んでくる!

ポリゴンバードン:俺は[電脳機械鳥]〔ポリゴンバードン〕!

キ:あいつらに創られたにしちゃ…感情があるんだね。

ポリゴンバードン:神が狂った世界を消滅さえさせれば俺らからも感情が消える。それで十分だ。

ポリゴンウィリー:感情なんざくだらないものは早く消してほしいぜ。

カ:クー。ピッチ。僕とキービィを降ろして。

ピ:ピピ…どうして?

カ:僕たちはポリゴンウィリーを、クーたちはポリゴンバードンを倒して。そうしなきゃ神の世界消滅を止められない。

ク:…よし。いいだろう。

   パッ

カ:勝負!ポリゴンウィリー!

   〈カービィ&キービィVSポリゴンウィリー〉

   〈クー&ピッチVSポリゴンバードン〉

ポリゴンウィリー:『電撃爆走!』

カ:それなら…〔ウィリーバイク〕ー!!

   ブオオオオオオオオン

ウィリーバイク(以下ウ):きたぜーっ!

   ピョン

   カービィはウィリーに乗った。

キ:じゃあ僕は…〔レックスウィリー〕ー!!

   ブオオオォオォォッォォオン

レックスウィリー(以下レ):よぅ。待たせたな。

   ピョン

   キービィはレックスウィリーに乗った。

ポリゴンウィリー:こりゃおもしれぇ!バイク対決か!いいモンもってんじゃねぇか!そうこなくっちゃ燃えねぇぜ!『電撃爆走!』

カ:ウィリー!『爆走!』

ウ:おうよ!

キ:レックス!こっちも『爆走!』

レ:任せな!

   ブオオォォォォォォォォォン

ポリゴンウィリー:まちやがれぇぇ!!

   バリバリバリブオオオオオオオオン

キ:カービィ!このまま走り続けても埒が明かない!どうする!?

カ:何かコピーできるものさえあればいいんだけど…そうだ!【チェックナイト】といえば…!

キ:何?

カ:ウィリー!コースをとことん走って!

ウ:おう!

キ:レックス!カービィに続いて!

レ:任せとけ!

ポリゴンウィリー:逃がすかぁ!!

   ブオオオオオオオオオン

キ:夜のコースに入る!

カ:ウィリー!突き進んで!

ウ:おう!

   ブオオオオオオオン

キ:(カービィは一体何を…?)

ポリゴンウィリー:くそ…どこまで逃げたってコピーできるような敵はいねぇぜ!

カ:敵なんか必要ないんだよ。

ポリゴンウィリー:何?

キ:また昼のコースに!

カ:ここだ!『分析の光!』

キ:コピーの能力をまだ持ってたんだ!

   ビィィィィィィ

カ:下のスピンパネルで…トルネイド!!

キ:やった!トルネイドをコピーした!

カ:くらえ!ポリゴンウィリー!『トルネイドスピン!!』

   ビュオォォォォォォォォ

ポリゴンウィリー:うおっ!?目がくらくらする~!?

   ガン

キ:ポリゴンウィリーが壁に激突した!今だ!レックス!『爆走』で突進だ!

レ:おう!

   ブオオオオオオオオン

   ドガッ

ポリゴンウィリー:ぐっ!ならば『放電攻撃!!』

ウ:電撃を飛ばしてきた!

キ:墓穴を掘ったな!『吸い込み!』プラズマをコピー!

ポリゴンウィリー:し、しまった!

カ:いっけー!キービィー!!

キ:レバガチャレバガチャレバガチャ…『プラズマ波動弾!!』

ポリゴンウィリー:くそっ!『爆走!』

   ブオオオオオオン

カ:逃がすかぁ!『横向き竜巻起こし!』

   ビュオオオオオオオオ

ポリゴンウィリー:横向きになって竜巻を起こして道をさえぎっただと!?

ウ:決まった!

ポリゴンウィリー:うぉおぉぉぉぉぉぉ!!

   ドッガーーーーン

カ&キ:やったぁ!!

レ:おい。さっきの所に戻らなくていいのか?

カ:そうだった!ウィリー!クーたちのところへ!

ウ:おう!

キ:レックスも!

レ:ああ!

                              続く

 

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2008‎年‎11‎月‎23‎日作成