014 銀河へと

  【プププランド】

カ:ふあ~あ…暇だなぁ…

アド(以下ア):カーくん♪久しぶり~♪

カ:あ!〔アド〕!久しぶり~!

ア:聞いたわよ?デデデ大王からまた【プププランド】を救ったんですってね。

カ:まぁね♪それで、アドはどうだった?絵の修行のために【ウルルンスター】に行ってたんでしょ?

ア:うん。やっぱり【ウルルンスター】は絵になるわ。綺麗だもの。いい修行ができてよかった~

カ:そっか~。僕も久しぶりにどっかの星に行きたいなぁ~…

ア:一番近い【フロリア】にでも行ったら?

カ:フロリアか~…あそこは四季があるから楽しいよね

ア:そうね。

ピッチ(以下ピ):カービィー!

カ:あ。〔ピッチ〕!どうしたの?

ピ:大変なの!〔カイン〕が!!

カ:!?カインがどうかしたの!?

ピ:ついてきて!

  【カインの住む池】

ク:カービィ!やっときたか!

カ:クー!カインがどうかしたの?

リ:見てみろ。

カ:?

ア:カイン!!

   そこには、氷漬けになったカインがいた。

カ:ど、どういうこと!?

ク:わからないんだ。溶かそうとしても全然溶けない。

ア:ファイアでも?

ナ:ああ。

リ2:どうしちゃったんだろ…?

ワ:み、皆ー!!大変っスー!!

カ:ワド!今度は何!?

ワ:プ…プププランドの住民が次々と凍っていくんスよ!!

カ:なんだって!?

  【プププランド】

カ:こ…これは…

ピ:皆…凍ってる…

ク:まるで…氷の国だな…

チ:一体誰がこんなことを…

ワ:並大抵の奴じゃここまでできないっスよ…

カ:とりあえず、〔Mr.ブライト〕に頼んでもっと気温を上げてもらおう!

?:…させない……

カ&ク&リ&リ2&ワ&ナ&チ&ア&ピ:え?

   バキィン

カ:あ!!太陽が凍った!?

ク:しまった!今の会話を聞いてブライトを凍らせたんだ!!

ア:一気に気温が下がってるわよ!

ピ:さ…寒い…

チ:寒すぎるのはお肌に悪いのよ…!

リ:でもよ、一瞬でブライトを凍らせるなんて芸当…誰ができるってんだよ?

リ2:氷を使う生き物と言えば…

ナ:〔アイスドラゴン〕辺りか!?

カ:ううん。アイスドラゴンだと無理が生じる。

ピ:無理?

ク:空中にいるブライトに対して、アイスドラゴンは地面でしか行動できない。

ア:更に、アイスドラゴンはあまり暑すぎるとダメージを負ってしまう。ブライトには近づけないはず。

ワ:つまり、空中に飛べて、尚且つ、暑さに弱くないってことっスね。

カ:どうであれこの状況は一大事だよ!何とかしなきゃ!

リ:スターロッドは!?スターロッドにお願いするんだよ!

カ:よし!それでいこう!【レインボーリゾート】に急ごう!

  【レインボーリゾート】

ク:【夢の泉】はこっちだ!

  【夢の泉】

カ:え!?

リ2:そ、そんな…

ピ:スターロッドが…

ワ:ないっス…

ア:ど、どういうこと…?

ナ:まさか!もう既に皆を凍らせた奴の手に渡ってるんじゃ…!

リ:それって最悪じゃねぇか!

チ:スターロッドがなければ…どうすればいいの?

ク:次は…そうだ!カービィ!近くの星を結べば、大彗星ノヴァを呼べるんじゃ…

カ:ノヴァは破壊したよ…マルクと共に…

?:いや。ノヴァは蘇った。

カ:え?

メ:正確には私が蘇らせた。

カ:メタナイト!!

リ:ノヴァが蘇っただって!?

メ:私がミルキーロードを造ったことにより、ノヴァは蘇ったのだ。

ア:ミルキーロードを造ったですって!?

ピ:ミルキーロード??

ワ:近くの星を結んでできた道のことっスよ。

メ:だからまたミルキーロードさえ造ればノヴァを使える。

カ:まって…ノヴァが蘇ったってことは…まさかマルクも…?

メ:それはわからん。しかし、何だかノヴァに不自然さを感じた。

カ:不自然さ?

メ:何かが足りないような…不思議な感覚だ。

ハルバードワドルディ(以下ハ):メタナイトさま。バル艦長からお電話です。

メ:ん?なんだ?

リ:とりあえず、ノヴァにお願いして元に戻してもらおうぜ!

リ2:そうだよ!スターロッドも取り返しちゃおう!

メ:おい。ミルキーロードを造るならば手伝おう。

カ:え!?メタナイトが!?

メ:私もこのままでは…な。

カ:…よし!いこう!

メ:まずは【オレンジオーシャン】に行くぞ!そこに私たちの戦艦が置いてある!

カ:戦艦…?ハルバード!?

メ:違う。ハルバードとは比べ物にならないほどの悪い出来だ。

カ:そう…

ピ:ね、ねぇ。僕たちも行くの?

メ:当たり前だ。

チ:やっぱり…

カ:皆!星全体が凍りつく前に!僕たちでなんとかしよう!

ワ:カインさんたちも助けないといけないっスからね!

カ:よし!行くぞ!

                           続く

 

 

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2008‎年‎11‎月‎16‎日作成