【プププランド】
カ:ふあ~あ…暇だなぁ…
アド(以下ア):カーくん♪久しぶり~♪
カ:あ!〔アド〕!久しぶり~!
ア:聞いたわよ?デデデ大王からまた【プププランド】を救ったんですってね。
カ:まぁね♪それで、アドはどうだった?絵の修行のために【ウルルンスター】に行ってたんでしょ?
ア:うん。やっぱり【ウルルンスター】は絵になるわ。綺麗だもの。いい修行ができてよかった~
カ:そっか~。僕も久しぶりにどっかの星に行きたいなぁ~…
ア:一番近い【フロリア】にでも行ったら?
カ:フロリアか~…あそこは四季があるから楽しいよね
ア:そうね。
ピッチ(以下ピ):カービィー!
カ:あ。〔ピッチ〕!どうしたの?
ピ:大変なの!〔カイン〕が!!
カ:!?カインがどうかしたの!?
ピ:ついてきて!
【カインの住む池】
ク:カービィ!やっときたか!
カ:クー!カインがどうかしたの?
リ:見てみろ。
カ:?
ア:カイン!!
そこには、氷漬けになったカインがいた。
カ:ど、どういうこと!?
ク:わからないんだ。溶かそうとしても全然溶けない。
ア:ファイアでも?
ナ:ああ。
リ2:どうしちゃったんだろ…?
ワ:み、皆ー!!大変っスー!!
カ:ワド!今度は何!?
ワ:プ…プププランドの住民が次々と凍っていくんスよ!!
カ:なんだって!?
【プププランド】
カ:こ…これは…
ピ:皆…凍ってる…
ク:まるで…氷の国だな…
チ:一体誰がこんなことを…
ワ:並大抵の奴じゃここまでできないっスよ…
カ:とりあえず、〔Mr.ブライト〕に頼んでもっと気温を上げてもらおう!
?:…させない……
カ&ク&リ&リ2&ワ&ナ&チ&ア&ピ:え?
バキィン
カ:あ!!太陽が凍った!?
ク:しまった!今の会話を聞いてブライトを凍らせたんだ!!
ア:一気に気温が下がってるわよ!
ピ:さ…寒い…
チ:寒すぎるのはお肌に悪いのよ…!
リ:でもよ、一瞬でブライトを凍らせるなんて芸当…誰ができるってんだよ?
リ2:氷を使う生き物と言えば…
ナ:〔アイスドラゴン〕辺りか!?
カ:ううん。アイスドラゴンだと無理が生じる。
ピ:無理?
ク:空中にいるブライトに対して、アイスドラゴンは地面でしか行動できない。
ア:更に、アイスドラゴンはあまり暑すぎるとダメージを負ってしまう。ブライトには近づけないはず。
ワ:つまり、空中に飛べて、尚且つ、暑さに弱くないってことっスね。
カ:どうであれこの状況は一大事だよ!何とかしなきゃ!
リ:スターロッドは!?スターロッドにお願いするんだよ!
カ:よし!それでいこう!【レインボーリゾート】に急ごう!
【レインボーリゾート】
ク:【夢の泉】はこっちだ!
【夢の泉】
カ:え!?
リ2:そ、そんな…
ピ:スターロッドが…
ワ:ないっス…
ア:ど、どういうこと…?
ナ:まさか!もう既に皆を凍らせた奴の手に渡ってるんじゃ…!
リ:それって最悪じゃねぇか!
チ:スターロッドがなければ…どうすればいいの?
ク:次は…そうだ!カービィ!近くの星を結べば、大彗星ノヴァを呼べるんじゃ…
カ:ノヴァは破壊したよ…マルクと共に…
?:いや。ノヴァは蘇った。
カ:え?
メ:正確には私が蘇らせた。
カ:メタナイト!!
リ:ノヴァが蘇っただって!?
メ:私がミルキーロードを造ったことにより、ノヴァは蘇ったのだ。
ア:ミルキーロードを造ったですって!?
ピ:ミルキーロード??
ワ:近くの星を結んでできた道のことっスよ。
メ:だからまたミルキーロードさえ造ればノヴァを使える。
カ:まって…ノヴァが蘇ったってことは…まさかマルクも…?
メ:それはわからん。しかし、何だかノヴァに不自然さを感じた。
カ:不自然さ?
メ:何かが足りないような…不思議な感覚だ。
ハルバードワドルディ(以下ハ):メタナイトさま。バル艦長からお電話です。
メ:ん?なんだ?
リ:とりあえず、ノヴァにお願いして元に戻してもらおうぜ!
リ2:そうだよ!スターロッドも取り返しちゃおう!
メ:おい。ミルキーロードを造るならば手伝おう。
カ:え!?メタナイトが!?
メ:私もこのままでは…な。
カ:…よし!いこう!
メ:まずは【オレンジオーシャン】に行くぞ!そこに私たちの戦艦が置いてある!
カ:戦艦…?ハルバード!?
メ:違う。ハルバードとは比べ物にならないほどの悪い出来だ。
カ:そう…
ピ:ね、ねぇ。僕たちも行くの?
メ:当たり前だ。
チ:やっぱり…
カ:皆!星全体が凍りつく前に!僕たちでなんとかしよう!
ワ:カインさんたちも助けないといけないっスからね!
カ:よし!行くぞ!
続く
2008年11月16日作成